本日からパン吉さんのお父さんパパンダさんとの同居が開始されました。
同居って、難しいって話を聞くし、しいくいんも難しいと思うのです。
でもしいくいんが、いいよ、って言いました。
色々考えるとこれがベストだと思ったのです。

しいくいんが1度でも嫌だって言ったら実現して無かったと思いますが、難しい、難しくないは別として、心の底からこれでいいと思っています。

色んな理由がありますが列挙するとこう
・しいくいんが出張などで泊まりがけ不在の時、パン吉さんが安心。
・もちろんパパンダさんの体調不良の時も安心。
・パパンダさんはパンダさんと二人暮らしを3年していて、その時すべての家事を担当し、自分の事は自分で出来る為、手間がかからない。
・パパンダさんは性格的に干渉しない方。自由が好きで1人でふらふら出来る方。
・3人とも仕事をしており、顔を合わせる時間が少ない。
・生活パターンが違い、適度に距離がとれる（パパンダさんは朝6時台に出勤、9時過ぎに就寝。)
・家が狭くない。
・しいくいんが料理好きで毎日ご飯を作りすぎるのを食べてもらえる。
・パパンダさんはしいくいんが大好き。一目置いており、「さすがしいくいんさん」が口癖。
・パパンダさんは勤めているが高齢の為薄給。足りない分はパン吉が負担するので別居は家計が大変。

生活パターンや同居人の性格が重要ですよね。
しいくいんの所はお互いが自分の時間を取れるし、食事の準備等が負担じゃないのが良いと思います。
朝は顔を合わせないし、夜のパン吉さんとの二人の時間も取れるし、パパンダさんが寝た後にしいくいんもお風呂なので安心。
パン吉さんと二人暮らしの時も気を使ってか、パパンダさんは自室に引っ込むの早かったそう。
快適な環境(テレビ等)を個室にも準備できるので、お互いの距離感を適度に保てるから大丈夫かなと。

そして、一番は、パパンダさんが寂しそうだったこと。
ちょいちょい、パン吉さん等に向かって寂しくて眠れない、1人だとたまに涙が出てくる等々、発言しているのですが、1人生活なんて1日もした事ないパン吉さんは、右から左に聞き流し。
パン吉さんもパパンダさんと本当は生活してあげたい。でも、しいくいんが当然嫌だろうと思ってスルーしてるのもわかりました。

家族がいなくなって1人で絶望感に苛まれた記憶のあるしいくいんは、パパンダさんの気持ちが良くわかってしまいました。
人が集まって生活するって、安心だし、楽しいよね。


しかし、しいくいんは実は、自分でも結構気難しい方だと思っています。
そして、我慢する方ではありません。

でも、我慢して相手を嫌いになるよりもはっきり言って、お互いの許容できる所をすり合わせる方が良いいなと思って。
女らしくは無いけど、心地良い同居生活の為の解決策、どんどん探して、実現していきます。

リフォームするとき、荷物を全部(引っ越したワンルームに収まらないくらいのものは)捨ててもらいました。

見えたらかっこ悪い、としいくいんがもやもやと思うものは、しいくいんのセンスでしまわせていただきます。

洗浄機付きのひげそり、奥行き深くて洗面台裏に入らないとか聞いてたんだけど、やっぱり洗面にそんなもん出てたら生活感でて女性視点からするとマジ嫌。

パパンダさんは洗面台に置いて寝ちゃった。

しいくいんは、型番を想定し、寸法を調べていた。
実はひげそりは奥行きは深いが、幅の方が小さく、横を向ければ洗面台に入ることを事前に確認済み。
ちゃんと入れて、充電の配線もきれいにして、配置。
洗面台裏にも、洗面所にもパパンダさん用スペースしっかり準備済みなのです。
まだまだ空いてるから自由に使ってくださいね。

でもパパンダさん、朝起きた時、自分のものが消えていてしいくいんが気に入らないから捨てちゃったのかって思ったらしい。
あら、かわいそうに。


しいくいんが厳しいと知ったパパンダさん。

パパンダさんはまだ使えると思って、持ってたもの、しいくいんに聞きに来ます。
「しいくいんさんに一応聞こうと思って・・・。いらないよね・・・？」そして、こちらの返事がうーんと、即答できないと、エイ！と燃えないゴミにポイします。
私の邪魔になったらいけないと思い切ってるのが伝わってきます。本当にその気持ちありがたいです。

でも、亡くなったお義母さんとの思い出があるなら取っておいて貰っていいと思っています。
しいくいんも、1人暮らしの家にそもそも持ってこれなかったから既に厳選はしているけど、家族との思い出の品ありますから。

「お義母さんが気にいってこんなにたくさん買ったんだよな」「3回くらいしか使ってないんだけど、でもとても美味しいコーヒーが入れられた」
言葉の中に、心をよぎる思い出があるのが解ります。きっと、お義母さんが居るんだろうな。
パパンダさんが、それでもエイ！とした後に、しいくいんとパン吉さんがそっと、燃えないゴミから拾っています。

特別な時に出そう。そしたら、きっと、優しい思い出が心をよぎって、また3人の特別な思い出になりますよね。